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都市貧困層の実態と支援政策

元田宏樹 著

A5判 224頁

ISBN: 978-4-7670-0217-0

定価:本体 3,000円(税別)

2016年2月刊

相対的貧困率の上昇や、生活保護受給世帯の増加等、日本における貧困問題は深刻さを増している。本書は、貧困の定義を明確にした上で、都市における貧困問題に焦点を当て、その背景を分析し、行政が担うべき支援政策について探求している。

−主要目次−

第1章 公的扶助制度の形成と福祉国家体制における位置づけ

 第1節 日本における公的扶助制度
 第2節 イギリスにおける貧困者対策の変遷
 第3節 福祉国家再編過程における福祉制度の位置づけ

第2章 都市貧困層の形成分析

 第1節 貧困概念の整理
 第2節 絶対的貧困基準
 第3節 近代東京における貧困地域の形成
 第4節 相対的貧困基準への移行
 第5節 貧困に陥る要因分析

第3章 都市貧困層の諸相

 第1節 生活保護受給世帯
 第2節 ホームレス
 第3節 住居喪失不安定就労者

第4章 支援政策の現状及び課題

 第1節 生活保護制度
 第2節 ホームレス自立支援システム

第5章 求められる支援政策

 第1節 新たな公的扶助制度の枠組み
 第2節 貧困防止の社会化

第6章 結びにかえて


 

 

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