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知事と補佐官 |
自治総研叢書Q [戦後地方自治の証言T] |
久保孝雄 著 |
A5判 264 ページ |
ISBN: 4-7670-0138-2 |
定価:本体 2,500円(税別) |
2006年 6月刊
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一九七五年神奈川県に誕生した長洲県政は、「地方の時代」を提唱し、情報公開条例、頭脳センター構想、民際外交などの政策を次々と打ち出し、分権時代への道筋を示して、地方分権推進法が制定された九五年にその幕を閉じた。この「政権」は、なぜ先進的な政策を打ち出すことができたのか、どのようにして自主・自立の「地方政府」となりえたのか。「知事補佐官」として長く政権を支えてきた著者が、長洲県政20年を検証し、地方政府の現実と構造を明らかにする。 |
−主要目次−
第一章 知事補佐官という仕事第二章 長洲県政の二〇年 −その政策と政治 第一節 長洲県政の誕生 第二節 「地方の時代」と官庁革命 −長洲県政の政策展開 第三節 発想は大胆に、行動は穏健に −長洲県政の政治展開 第三章 政策イノベーションと戦略プロジェクト 第一節 雇用・産業・科学技術を貫く政策 第二節 かながわサイエンスパーク(KSP)の挑戦 −日本で最初のサイエンスパーク 第三節 アジア・サイエンスパーク・ネットワーク(ASPA)の形成 第四節 湘南国際村の構想 −世界に貢献する神奈川 第五節 池子米軍家族住宅建設問題と知事調停案 第四章 分権化・グローバル化時代の地方自治 【解題】 長洲県政の特質と補佐官論 磯崎初仁 【資料編】 |
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