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戦後型地方政治の成立 |
−労農提携型知事選挙の展開− |
功刀俊洋 著 |
A5判 208 ページ |
ISBN: 4-7670-0129ー3 |
定価:本体 2,800円(税別) |
2005年 3月刊
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東北諸県の知事選挙分析を通じて、1950年代後半、労農提携を母体とする農協出身知事が続出したことが、知事公選制の定着と、自民党政治=地域開発・補助金配分政治を成立させた一要因であったことを解明する。 |
−主要目次−
序 章 第1章 野党連合の続出(1) −知事・議会関係の動揺と圧力団体の成長 第1節 広島 1951年1月 第2節 岡山 1951年4月 第3節 宮城 1952年10月 第4節 その他の県−佐賀、島根、愛媛 小 括 第2章 野党連合の続出(2)−財政と農政の争点化 はじめに 第1節 山形 1955年2月 第2節 三重 1955年4月 第3節 その他の県−鳥取、栃木、石川、新潟、徳島 小 括 第3章 労農提携の成立・展開・終息−河野構想から農業基本法へ はじめに 第1節 労農提携の成立−宮城、富山 第2節 労農提携の展開−佐賀、宮城、茨城、島根 第3節 労農提携の終息−広島、山梨 第4節 農協の保革分裂−岩手 小 括 第4章 典型としての福島県知事選挙 1957年8月−財政再建、東北開発、農政の転換 はじめに 第1節 大竹県政の後継問題 第2節 知事候補決定過程 第3節 佐藤・斎藤の決戦 小 括 結 論 |
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