-主要目次-
第1部 ルヌー教授とエックス学派
エクス学派の憲法学とその国際的ひろがり 樋口 陽一
ティエリーとの想い出 植野妙実子
ティエリー・セルジュ・ルヌー教授へ日本から感謝を込めて 佐藤 信行
共有された様々な想い出 アンドレ・ルー
(棟形 康平訳)
日仏交流とティエリー 長谷川 憲
第2部 フランス・日本における議会
政府任務を委嘱された国会議員の法的免責
―ルヌー教授の所説を踏まえての再考― 新井 誠
フランス議会における公開性と透明性 徳永 貴志
フランス議会の野党会派の権利
―2008年7月憲法改正後の制度と実践― 勝山 教子
政治家の責任 植野妙実子
世論と直接民主制
―戦前期の憲法学の議論を手掛かりに― 只野 雅人
議院法制局の「所掌事務」に関する試論的考察 奥村 公輔
政府提出法律案の影響評価
―新たに評価指標の可能性― 小川有希子
日本における憲法改正権の内容的限界論 山元 一
第3部 フランス・日本における裁判
自治体憲法訴訟論におけるフランス憲法判例の意義 大津 浩
フランス憲法院における審理記録の保存とその意義 江藤 英樹
訴訟当事者からの司法官の懲戒申立制度についての一考察 佐藤修一郎
2010年代フランスにおける刑事司法改革の動向
-軽罪裁判と重罪裁判の変容を中心に― 石川裕一郎
フランスにおけるワインの広告規制と判例の動向 蛯原 健介
第4部 フランス・日本における人権保障
人権規定の私人間効力と客観法 福岡 英明
保護された基本権とセキュリティの情熱 ピエール=イヴ・モンジャル
(館田 晶子訳)
フランスにおけるコロナ接触追跡アプリ及びそれに対するCNILの監督
曽我部真裕
入管・難民認定法上の一時上陸制度と日本国憲法 水鳥 能伸
婚姻制度の同性カップルへの開放
―同性婚をめぐる2つの地裁判決から- 糠塚 康江
憲法上の公衆衛生とは何か・試論 河嶋 春菜
生命倫理政策の決定過程における国家倫理諮問委員会の役割 藤野美都子
人権解釈と代理懐胎
―フランスと日本の場合― 建石真公子
第5部 フランス・日本における法文化
フランスにおける文化法 ジャン=マリー・ポンティエ
(古木 凌訳)
フランスにおける「記憶の法律」をめぐって 大藤 紀子
「法の進化」研究
-素描- 和田 幹彦
第6部 資料編
ティエリー・セルジュ・ルヌー教授 略歴
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