-主要目次-
第1部 ヨーロッパ諸国
第1章 イギリス憲法における国家緊急権とロックダウン 成澤 孝人
第2章 ドイツにおけるCOVID-19 石村 修
第3章 フランスのコロナ対策と憲法院による統制 植野妙実子
第4章 COVID-19対策とイタリア憲法 高橋 利安
第5章 スペインにおけるCOVID-19対処法制
――とくに緊急法制に着目して―― 永山 茂樹
第6章 ポーランドにおけるCOVID-19と法 小森田秋夫
第7章 COVID-19とロシアの「緊急事態」法制 竹森 正孝
第2部 北米諸国・国際的な取り組み
第8章 アメリカ合衆国におけるCOVID-19対策と緊急事態法制 長岡 徹
第9章 カナダにおける新型コロナ感染症対策と非常事態法制 佐藤 信行
第10章 COVID-19禍のヨーロッパ諸国の
トリアージ・ガイドラインにみる患者の権利 建石真公子
第3部 アジア諸国
第11章 アジア諸国のCOVID-19対処法制
――法の支配・立憲主義の観点から―― 稲 正樹
第12章 中国におけるCOVID-19への「法的」対応
――「武漢封城」を事例として―― 石塚 迅
第13章 韓国のCOVID-19対策法制とその実態 李 京柱
第14章 台湾におけるCOVID-19感染症対策法制とその実態 蔡 秀卿
第15章 タイにおける新型コロナウイルス感染症対策と緊急事態法制
――緊急事態行政運営緊急勅令を中心に―― 今泉 慎也
第16章 インドにおけるCOVID-19と法 浅野 宜之
第4部 日 本
第17章 日本におけるコロナ対策法制と立憲主義
――序論/総論的考察―― 根森 健
第18章 日本における感染症対策の歴史 藤野美都子
第19章 「健康権」への再注目
――新型コロナ感染症拡大を契機に―― 澤野 義一
第20章 コロナ禍と教育 丹羽 徹
第21章 ジェンダー視点から考えるCOVID-19対策
――ステイホーム推奨と戦場化する家族―― 清末 愛砂
第22章 国会議員の任期延長の憲法改正論 飯島 滋明
第23章 日本国憲法とパンデミック対策における科学的知見 秋山 肇
第24章 離島と感染症 榎澤 幸広
第25章 COVID-19と米軍基地
――沖縄で考える―― 小林 武
COVID-19への対処をめぐる主要事項年表
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