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市民社会の現在と憲法

憲法理論叢書29

憲法理論研究会 編  

四六判 248ページ

ISBN: 978-4-7670-0246-0

定価: 3,300円(本体 3,000円)

2021年10月刊

憲法理論研究会の年報の第二九巻。

-主要目次-

第一部 市民社会の変容と精神的自由の現在

 ポスト・トゥルース時代の表現環境              水谷瑛嗣郎

 表現の自由の現代的展開                   右崎 正博

 勝訴する政治家の対メディア型名誉毀損訴訟          山田 隆司

 「学問の自由」考察の上での留意事項             守矢 健一

第二部 現代社会における生存・健康・自由

 雇用の階層化と市民社会                   遠藤 美奈

 感染症患者の入院制度と人身の自由の保障           河嶋 春菜

 人間の尊厳と社会連帯の規範的意義に関する考察        朱  穎嬌

第三部 現代政治と統治機構の変容

 彷徨う民主主義                       大林 啓吾

 アメリカ連邦議会による安全保障の立憲的統制         望月 穂貴

 非科学「解釈変更」と学術の使命               小西 洋之

第四部 公法理論の原点と現点

 ルネ・カピタンと「自由な解散」論              兵田 愛子

 フランスにおける暴力行為の理論の展開            棟形 康平

 地方自治体の出訴可能性                   横堀 あき

 観念(Idee)から成る行政法学                内藤  陽

書評

 徳永達哉『国家のシンボルとシンボリック・スピーチ』 (評者)長峯 信彦

 白水 隆『平等権解釈の新展開』               茂木 洋平

 

 

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