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「プロセス」による自由の追求

「プライバシー」をめぐる裁判所の憲法解釈の正当性

阿部純子 著  

A5判 568ページ

ISBN: 978-4-7670-0233-0

定価:本体 6,000円(税別)

2019年8月刊

社会の多様な価値観は生のあり方を多様化する。価値観が多様化する社会における「個人」は、いかに自己の自由を追求できるのか。本書は、英米のプロセス理論を軸に、個人の権利を保障する裁判所の意義と限界を鋭く論じた。 

−主要目次−

序 章 アメリカ合衆国憲法上のプライバシー権の議論

第1章 アメリカ合衆国憲法修正14条デュープロセス条項の手続保障の意義 
      ―ヘビアスコーパス請求の上訴審管轄権をめぐる連邦議会と裁判所の関係を中心に―

第2章 イギリス法システムにおけるコモンローの意義

第3章 裁判所の憲法解釈の正当性   
      ―アメリカ合衆国憲法修正14条デュープロセス条項に基づくプライバシー権について―

第4章 立法裁量に対する善の価値
      ―同性婚をめぐるアメリカ憲法の議論を題材にして―

第5章 アメリカ判例法理における「基本的」権利の非強制性について
      ―同性婚に対する法的プロセスでの裁判所の権限―

第6章 人身保護制度における裁判所の役割
      ―日本国憲法の適正手続の視点から―

終 章 プロセス理論における公法上の権利
      ―公法の形式理論における権威の法的強制力と自由の追求―


 

 

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