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対話的憲法理論の展開

憲法理論叢書24

憲法理論研究会 編

四六判 360頁

ISBN: 978-4-7670-0219-4

定価:本体 3,500円(税別)

2016年10月刊

憲法理論研究会年報の24巻。

−主要目次−

第一部 立憲主義をめぐるトランスナショナルな対話

 イギリス憲法における政治的立憲主義者の格闘         成澤孝人 
 「立憲主義」の日独比較――憲政史の観点から         赤坂幸一
 アメリカにおける「立憲主義」の現在             大河内美紀
 世界のグローバル化と立憲主義の変容             山元一

第二部 ヘイトスピーチ問題における『対話』の可能性

 京都朝鮮第一初級学校威力業務妨害事件
   ――ヘイト『クライム』からの教訓――          冨増四季 
 ドイツ憲法から考えるヘイトスピーチ規制           毛利 透
 アメリカにおけるヘイト・スピーチ規制の歴史と現状
   ――「特殊」なモデルの形成と変容――          奈須祐治 

第三部 メディアをめぐる対話的憲法理論の展開

 討議空間の均一化と「プレス」の「内部規律」
   ――ロバート・ポストとその周辺の議論を参考に――    水谷瑛嗣郎
 「サイバーパトロール」の法的性質              實原隆志

第四部 統治機構における対話的憲法理論の展開

 トランスナショナル憲法の構造
   ――「民間憲法」論を素材にして――           西土彰一郎
 法律制定後における立法者の憲法上の義務
   ――事後的是正義務を中心に――             入井凡乃
 フランス財政法制の転回と国家像               岩垣真人
 フランスにおける執行権の政治責任原理とその「刑事化」    三上佳佑
 イタリア共和国憲法における「地域国家」と連邦制       芦田淳
 ベルギーの第六次国家改革(二〇一二―一四)と連邦化のゆくえ 武居一正
 神奈川県臨時特例企業税条例事件               松本賢人

第五部 人権における対話的憲法理論の展開

 憲法二四条によるジェンダー差別是正の可能性
   ――最高裁夫婦別氏訴訟の検討を通して――        川口かしみ
 生殖補助医療における法の役割
   ――「権利」と「公序」の選択――            建石真公子
 対テロ戦争における手続的デュ―・プロセス保障
   ――ポスト九・一一のアメリカ連邦最高裁における
           「裁判所へのアクセス」――       今井健太郎

第六部 憲法学の先達との対話

 憲法構成権力の概念
   ――トゥシュネットとネグリ――             浦田賢治
 憲法と教育法の研究五〇年                  永井憲一

書評

 岡田順太著「関係性の憲法理論 現代市民社会と結社の自由」
            (丸善プラネット、2015年)   評者 小沢隆一
 茂木洋平著「Affirmative Action正当化の法理論
   アメリカ合衆国の判例と学説の検討を中心に」
            (商事法務、2015年)      評者 吉田仁美


 

 

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