−主要目次−
第1章 総 論
イギリス憲法の「現代化」とウェストミンスター型憲法の変動
倉持孝司
イギリス憲法と連立政権 キース・ユーイング
(訳:元山健・柳井健一・宮内紀子)
第2章 イギリス憲法の「現代化」と憲法理論・憲法原則
イギリス憲法の「現代化」と憲法理論 愛敬浩二
イギリス憲法の「現代化」と「法の支配」論の現状
−ビンガムの論説を手がかりに− 松原幸恵
イギリス憲法の「現代化」と国会主権論の現状 元山健
第3章 ウェストミンスター型憲法の変動と国会
変化するイギリス憲法の下での国会 ジョン・マケルダウニィ
(訳:倉持孝司・杉山有沙)
庶民院改革の動向
−ブラウン労働党政権下の改革から保守党・自由民主党連立政権下の改革へ−
藤田達朗
現代イギリスにおける小選挙区制改革の動向 小松浩
貴族院改革とウェストミンスター型憲法の「現代化」 柳井健一
第4章 ウェストミンスター型憲法の変動と内閣
イギリス型議院内閣制の憲法的基盤と連立内閣 成澤孝人
第5章 イギリス憲法の「現代化」と裁判所
変化しつつある憲法の下での司法部 ジョン・マケルダウニィ
(訳:倉持孝司)
裁判官任命制度の改革
−司法の独立性、アカウンタビリティと裁判官の多様性−
榊原秀訓
第6章 イギリス憲法の「現代化」と君主制
王位継承ルールの変更
−2013年王位継承法の成立− 植村勝慶
大権の改革
−「憲法改革議会」− 岩切大地
軍事と大権 大田肇
第7章 ウェストミンスター型憲法の変動と地域的分権
連合王国におけるスコットランド クリス・ヒムズワース
(訳:松井 幸夫)
第8章 イギリス憲法の「現代化」とヨーロッパ
イギリス憲法の「現代化」とヨーロッパ人権条約
−多層的人権保障システムの観点から− 江島晶子
欧州統合の展開と2011年EU法
−加盟存続国民投票の視点を踏まえて− 鈴木眞澄
第9章 ウェストミンスター型憲法の変動とコモンウェルス
オーストラリア憲法とイギリス憲法 佐藤潤一
ニュージーランド憲法とイギリス憲法 松井幸夫
第10章 イギリス憲法の「現代化」と人権
受刑者の選挙権から見たヨーロッパ人権裁判所とイギリス
河合正雄
イギリスと憎悪扇動表現 村上玲
市民権概念における国家のかたちの「現代化」
−イギリスの国民国家化?− 宮内紀子
差別禁止・平等法理の変動と「現代化」
−障害差別禁止・平等法理の変遷を中心に− 杉山有沙
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