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危機的状況と憲法 |
憲法理論叢書20 |
四六判312頁 ISBN: 978-4-7670-0195-1 定価:本体 3,000円(税別) 2012年11月刊 憲法理論研究会の年報の第20巻。 |
巻頭言−憲理研叢書創刊二○号を記念して 水島朝穂 第一部 リスクと憲法理論 憲法学とリスク 棟居快行 アメリカ憲法とリスク−テロのリスクと テロ対策のリスク 大林啓吾 国家の環境リスク事前配慮と 個人の権利−<3.11>後の原子力 藤井康博 国家・賭け・個人 −「リスクと憲法」をめぐる短い考察 蟻川恒正 第二部 貧困からの自由と生存権 貧困からの自由とは何か −憲法理論研究会シンポジウムに参加して 遠藤比呂通 「生存」権を超えて−二五条へのひとつの視座 遠藤美奈 貧困からの自由と生存権−国際人権法の観点から 申惠? 第三部 人権論をめぐる課題と展望 ポジティヴ・アクションの合憲性 辻村みよ子 「意味の秩序」と平等 駒村圭吾 人権(論)の分岐点 −1980年代フランスの人権論争を参考に− 佐々木光臣 公教育の中立性と客観法的統制 棟久敬 「靖国合祀取り消し訴訟」判決を問う 菅原龍憲 第四部 憲法訴訟と国家責任の追求 合衆国判例における「動機審査」・覚書 黒澤修一郎 比例原則における事実と価値 −ベルンハルト・シュリンクによる 必要性審査中心の比例原則理解を参考に− 淡路智典 日米における司法権発動の 具体的用件の背景と枠組み 成瀬トーマス誠 憲法解釈論としての 四段階責任論と責任追及制論の提唱 吉田栄司 中国の民事裁判における憲法の関節適用とその課題 呉東鎬 第五部 諸外国の憲法状況 スペインにおける憲法改正の実質的限界論 野口健格 憲法の言語と社会の言語 −フランスの単一公用語主義と地域言語の 憲法条項の関係から− 高橋基樹 書評 浦田一郎 西原博史 |
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