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憲法諸相と改憲論 |
吉田善明先生古稀記念論文集 |
縣幸雄、仲地博、 |
A5判 528 ページ |
ISBN: 978-4-7670-0150-0 |
定価:本体 8,000円(税別) |
2007年 8月刊
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吉田善明先生の古稀を祝し編纂された論文集。60年の年輪を重ねた日本国憲法を取り巻く憲政には憂慮すべきものがある。本書はこの間に生起した諸問題を検討し、日本国憲法を再評価し、次代に受け継ぐひとつの書である。 |
−主要目次−
献呈の辞 I 立憲主義 立憲主義と民主主義(愛敬浩二) 戦後天皇制の原点と現点−<象徴天皇制>の運用を中心に−(木村正俊) 憲法改正(岩間昭道) II 平和主義 自民党「新憲法草案」が目指す「国のかたち」 「無防備地域宣言」による平和保障(山内敏弘) 「イラク戦争」と平和主義の課題(水島朝穂) 玉野井芳郎の地域主義と沖縄自治憲章(仲地博) III 基本劇人権 平等原理・差別禁止原則の射程 良心の自由の解釈 政教分離規定と社会的儀礼の関係(柏崎敏義) 学問の自由と責務 財産権と営業の自由の間(中島徹) 「教育を受ける権利」の変容と教育文化政策 「選挙の自由」と「選挙の公正」(小松浩) 最近の戦後補償訴訟裁判例にみる国家無答責原則について(西埜章) 「行政手続法」の制定と民主的責任行政の法的展開(下川環) 憲法改正と国際社会・国際人権保障(江島晶子) IV 政治機構 内閣制度の強化−組織・権限・責任を中心として−(縣幸雄) プレビシットとしての首相の議会解散権 アメリカ憲法における「国勢調査条項」をめぐる若干の考察(大沢秀介) 裁判員制度の骨格に関わる憲法上の論点(森山弘二) 法律婚の尊重と課税最低限(甲斐素直)地方分権論から改憲論へ 地方特別法−日本とフランス−(市川直子) 吉田善明先生 略歴及び主要研究業績 |
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