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社会国家の憲法理論

 
大須賀明 編
A5判  502 ページ
ISBN: 4-7670-0004-1
定価:本体 8,000円(税別)
1995年 1月刊

編者の還暦を祝って20名の新進気鋭の憲法学者によってまとめられた論文集
−主要目次−
T 社会国家の法理論
  自由主義的合理性の変容と福祉国家の成立(今関源成)
  表現の自由・市場・国家(阪口正二郎)
  ドイツにおける社会国家的基本権解釈の源流(西原博史)
  国家と社会の二元論と「個人」(押久保倫夫)
  戦間期ヨーロッパにおける、憲法学と〈社会法の理念〉(小貫幸浩)
U 社会国家の権利論
  アメリカにおける「福祉権」と憲法解釈(猪股弘貴)
  環境権の権利性の再検討(大村泰樹)
  社会国家と平等権(横坂健治)
  ニューディール・リベラリズムの崩壊と財産権(中島徹)
V 社会国家の歴史と現在
  メキシコにおける社会国家(北原仁)
  一九世紀英国における労働者の団結と自由(若林威郎)
  フランス第五共和制と権力の人格化論(塚本俊之)
W 社会国家の現代的諸問題
  外国人の参政権(後藤光男)
  子どもの権利条約批准後の課題(広沢明)
  イタリアの新選挙制度について(高橋利安)
  学校生活と学生・生徒等の人権保障(大野拓哉)
  行政機関に対する司法審査(上野恵司)
  福祉国家を支える国家財政の諸問題(小林麻理)
  国家による家族責任を担う労働者の支援(武田万里子)
  憎悪と差別の表現(長峯信彦)

 

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